誠に勝手ながら、2025年1月1日はお休みとさせて頂きます。ご注文・お問合せは翌営業日から随時対応させて頂きます。
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ブログ
2023/05/12 15:03
アートガラス制作工房 アトリエキースへようこそ。
アトリエキースでは、サンドブラスト、ステンドグラス、バーナーワークの各技法にて
ガラス製品の加工・製造・販売をしております。
工房は名古屋市千種区にあり、直営ショップは名古屋市中区大須にあります。
すべての商品とも、国内自社工房で職人がひとつひとつ手づくりで制作しております。
ステンドグラス技法で制作したランプや、サンドブラスト技法で彫刻加工したグラスや
お皿は、他ではあまり見かけない雰囲気のガラス雑貨たちです。
職人によるハンドメイドならではの味わいや温かさ、個性的なデザイン、繊細な技術を
感じていただける一品です。
◆ 製作の技法について ◆
<ステンドグラス技法>
ステンドグラス技法には、大きく分けると「ケイム技法(鉛桟技法)」と「ティファニー技法」があります。
「ケイム技法」は、古い教会の窓などで見られる大型で平面のステンドグラスに用いられる技法です。断面がH型の鉛線でガラスを組み立てます。重厚感があり大型のステンドグラスに適していますが、細かく小さなガラスには使えません。
一方「ティファニー技法」はケイム技法より細かい表現ができるので、ランプなどの細かい表現が必要な作品に適している技法です。ガラスのまわりに銅のテープを巻いて、その上をハンダ付けで溶接していく技法で、アメリカで開発されました。
アトリエキースでは、この「ティファニー技法」を使ってステンドグラス製品を作っています。
<サンドブラスト彫刻>
サンドブラストとは、もともと船体のサビを落とすために考えられた工業技術です。現在はガラス工芸だけでなく石材加工でも使われていて、墓石への文字入れにもこの技術が使われることが多いです。ガラス工芸で使うときは、圧縮空気に研磨材となる「砂」を混ぜてガラスに吹き付けると、砂が当たった部分がザラザラのスリガラス状になります。
アトリエキースのサンドブラスト加工は「グラデーション」や「ぼかし」を使った技法が大きな特徴となります。
そこで! この技法を使って作るガラス食器のシリーズに、
【クリア・グラデーション・グラス】(CGG)
という名前をつけました。(日本国特許庁 商標登録番号:第6550276号)
クリア・グラデーション・グラスは、型による加工と、フリーハンドによる加工の両方を使ってデザインを表現したグラスとなります。フリーハンドによる加工は、その名の通り基準となるモノが何も無いため、感覚だけで加工することになります。
職人の腕の見せ所ですね。
アトリエキースのCGGシリーズは、印刷やレーザー彫刻では表現しにくい、透明感のある繊細な ぼかし加工やグラデーションを、精巧なサンドブラスト彫刻の技術を駆使して作られます。
<ラインストーンをデザインのアクセントに
アトリエキースでは、ガラス製品にラインストーンを付けた商品が数多くあります。
ラインストーンは接着剤で付けてあるのですが、これは一般には販売されていない工業用の接着剤を、アトリエキース専用としてメーカー様に特別調合していただきました。
念のため、食器洗浄機・食器乾燥機は使用禁止としておりますが、普通にスポンジで洗っていただくのであれば簡単に取れることはありませんので、ご安心ください。
◆ おわりに ◆
アトリエキースのBASEショップでは、名入れ加工もできる様々なオリジナルグラスをはじめ、ステンドグラスやバーナーワークの商品もありますので、よろしければ下記リンクからご覧いただけると嬉しいです。